よくある質問
Faq
商品についてのQ&Aです。導入前のご質問や、
困ったときの解決方法などはこちらをご覧ください。
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Q.余ったWOOD-AIDの処分方法を教えてください。
・残量が少ない場合は、新聞紙などに塗り広げ、完全に乾いてから一般廃棄物として処分できます。
・残量が多い場合は、水性塗料用固形剤を使用し、一般廃棄物として処分できます。◎WOOD-AIDには、法的に廃棄上規制の対象となる成分は使用しておりません。
※ 注:処分方法は各自治体の条例により異なりますので、その場合は条例に従い廃棄してください。
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Q.WOOD-AIDを塗装する際、性能不良を引き起こす主な原因はなんですか?
性能不良を引き起こす主な原因は次のことが考えられます。
- 1.高含水率材(乾燥不十分な材・雨天時や雨天直後)への塗装
- 2.推奨する希釈率より高くする。
- 3.他塗料や溶剤との混合
- 4.塗布量・塗布回数の不足
- 5.塗り重ねまでの乾燥時間の誤り
- 6.被塗布材の塗装前、塗装後の不適切な保管
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Q.木材の劣化や変色の原因はなんですか?
木材の劣化や変色の原因は様々な要因が組み合わさり起こります。特に屋外で使用する木材は、太陽光の紫外線(UV)で生じる“日焼け”、さらに雨水、湿気によって溶脱されて、“痩せ”、“灰化”を生じ、風で飛ばされてきた粉塵などによる“摩滅”の影響など様々です、これは木表面の劣化、変色ですが、木の内部も破壊する木材腐朽菌や木材害虫の食害は目に見える損傷がでる以前に著しい強度低下を生じます。また、表面や内部を黒く変色させる“カビ変色”などもあります。このカビは太陽光のあたる条件でも繁殖します。
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Q.使用したWOOD-AIDの残りを保管し、後日使うことはできますか?
希釈済み、未希釈なのかにより異なります。
【未希釈】
・ふたをしっかり閉め、高温、低温、多湿の所や直射日光を避け、暗所で保管してください。
・容器を逆さにしたり横にしたりしないで、正立状態で保管してください。【希釈済み】
・希釈したWOOD-AIDは保管には適さないので、早めにお使いください。 -
Q.WOOD-AIDを塗装後、子供が触ったり、なめてしまっても大丈夫ですか?
主成分のシリコーンゴムは哺乳瓶の口やコンタクトレンズに使われている人にやさしい素材です。十分な安全性を配慮していますが、直接なめたりは絶対にしないでください。そのような恐れがある箇所や食べ物と直接触れるような箇所への塗装は避けてください。
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Q.WOOD-AIDを塗装した木材を廃棄する場合どのように処分したらいいですか?
廃材の大きさによりますが、小さいものであれば、一般廃棄物として処分できます。大きいものであれば、産業廃棄物(建築廃材)の無塗布材に準じて処分できます。WOOD-AIDは法的に、廃棄上規制の対象となる成分は使用しておりません。
※ 注:処分方法は各自治体の条例により異なりますので、その場合は条例に従い廃棄してください。 -
Q.未開封のWOOD-AIDの保管方法を教えてください。
・高温、低温、多湿の所や直射日光を避け、暗所で保管してください。
・容器を逆さにしたり横にしたりしないで、正立状態で保管してください。 -
Q.WOOD-AIDが衣服についたら、落とす方法はありますか?
簡単にきれい落とす方法はありません。衣服に付着しないようにしていただくか、塗料が付着しても支障のない服装で作業することが大切です。
【対処として】
付着後すぐに“水”を布に含ませ手早く拭き取ります。次に裏側に布をあてて、表面からたたくようにしてふきとり、その後洗剤などでもみ洗いをします。 -
Q.WOOD-AIDをカビで変色した木材に塗装した場合、カビの繁殖は抑えられますか?
人に安全、環境への配慮から、防カビ効果のある成分は一切配合しておらず、防カビ効果はありません。
WOOD-AIDを塗装する場合は、市販されている木材用カビ取り剤ですべて取り除き、十分に水洗い、乾燥させてから塗装してください。※注:カビを取り除けない場合や腐朽している場合は、新しい木材に取り替えてから塗装してください。
◎ 詳しくは、技術資料ダウンロードページの【WOOD-AID塗装マニュアル】をご参照ください。
防カビ効果をご希望の場合は、安全で環境にやさしい、防虫・防蟻・防腐効果のあるホウ素化合物(DOT)”ティンボア“をおすすめいたします。
◎ 詳しくは、技術資料ダウンロードページの【ホウ素化合物の有効性】をご参照ください。 -
Q.WOOD-AIDは塗装する部位により塗装方法は変わりますか?
WOOD-AIDなどの含浸型の塗料は、塗膜を作らないため物理的な摩擦に弱い傾向があります。
そのため、ベランダやテラスなど人が歩き摩擦が激しい箇所でWOOD-AIDを使用し長期間待たせるには、塗装の際必ずワイピングを行い、希釈倍率を5倍で2〜3回しっかりと塗装してください、また定期的なメンテナンスの時期(塗り替え時期)を短くすることをおすすめします。※ 注:WOOD-AIDは強力な撥水効果があるため、雨などで塗装面が濡れていると塗装面と水分が界面で反発しあい、人が歩く床面などに使用した場合に滑りやすくなることがありますので十分ご注意ください。
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Q.WOOD-AIDは防腐処理材の上に塗れますか?
加圧注入防腐処理材には塗装できまが、事前に必ず試し塗りをして確認してください。
また、クレオソートや撥水剤で処理された材の場合は、WOOD-AID塗布量に対して、ヌレ剤”WOOD-AIDプラス”を0.1%添加することにより塗装が可能です。 -
Q.WOOD-AIDは防虫・防蟻(シロアリ)の効果はありますか?
人に安全、環境への配慮から、一般的な防虫効果のある成分は一切配合しておらず、防虫効果はありません。
防虫効果をご希望の場合は、安全で環境にやさしい、防虫・防蟻・防腐効果のあるホウ素化合物(DOT)”ティンボア“をおすすめいたします。◎ 詳しくは、技術資料ダウンロードページの【ホウ素化合物の有効性】をご参照ください。
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Q.WOOD-AIDは一般の撥水系塗料と何が違うのですか?
WOOD-AIDは木材の膨張、収縮によって生じる従来の撥水剤のヒビ、割れの欠点を解消し、優れた耐候性を実現しています。一般の撥水系塗料と比較すると撥水性、耐候性など格段に優れています。
また、木の風合いを生かし、人と環境への配慮から、水性系で紫外線吸収剤や防腐剤などの添加物は一切使用しておりません。 -
Q.WOOD-AIDはヤニ止め剤としても効果はありますか?
WOOD-AIDは木部に浸透し表面に塗膜を作らないため、ヤニ止め剤の効果はありません。
固まったヤニはヘラなどで取り除きます。柔らかいヤニはアルコールや塗料用シンナーで拭き取ります。※注:ヤニの多い木材で脱脂乾燥していない場合、数年間にわたってヤニがにじみ出て、チリやホコリによってWOOD-AID塗装面を汚染することがあります。
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Q.WOOD-AIDの日頃のメンテナンス方法を教えてください
日頃のメンテナンスは、やわらかい布などで塗装面の清掃をこまめに行い汚れをしっかりと落としてください。
また、特に屋外でご使用の場合は定期的な塗り替えをおすすめします。◎ 詳しくは、技術資料ダウンロードページの【WOOD-AID塗装マニュアル】をご参照ください。
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Q.WOOD-AIDの塗り替えは何年を目安にすればいいですか?
塗り替え時期は樹種、使用部位、使われ方、物理的な外因による破損など(※1)で左右されるので、一概にはいえませんが、標準塗装仕様(80g〜130g/㎡)通り塗装し、割れやヒビがなければ、一回目の塗り替えは2〜3年後を目安に、以後5年ごとの塗り替えをおすすめします。
- ※ 1:つぎのような状態になった時には塗り替えを行ってください。
- ・ 汚れが著しくなったとき
- ・ 割れやヒビなどで撥水性が失われたとき
- ・ 撥水性が低下したとき(水をかけたときに水玉ができない)
◎ 詳しくは、技術資料ダウンロードページの【WOOD-AID塗装マニュアル】をご参照ください。
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Q.ウッドエイドは水性系ですが、溶剤系と比べて性能は劣らないのですか?
そのような事はありません。塗料そのものの性能判断は、水性系か溶剤系かは関係なく、主成分である樹脂がどのようなものか、ということが性能を判断する基準となります。WOOD-AIDは全樹脂の中で最も耐候性、安全性に優れている、シリコーンゴムを主成分としています。性能、臭い、人や環境への配慮を考えると、むしろ水性系の方が優れているといえます。また、自動車等の工業用塗料でも水性系塗料への切り替えが進んでいます。
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Q.水性塗料と油性塗料(溶剤系塗料)ってどう違うのですか?
水性塗料は水で希釈可能な塗料、油性塗料は溶剤(シンナーなど)で希釈可能な塗料です。
油性塗料は揮発性化合物(VOC)規制があるのに対して、水性塗料は水が溶剤の役割をしているので、火災や環境汚染の心配がありません。 -
Q.WOOD-AIDの主成分がシリコーンゴムとありますが人体への悪影響はないのですか?
シリコーンゴムは哺乳瓶の口やコンタクトレンズに使われている人にやさしい素材です。
十分な安全性を配慮していますが、直接飲んだり、なめたりは絶対にしないでください。 -
Q.WOOD-AIDの撥水効果はどれくらいの期間持続しますか?
持続期間は樹種や使用部位、使われ方、物理的な外因による破損などで左右されます。一概には言えませんが、標準塗装仕様(80g〜130g/㎡)通り塗装し、割れやヒビがなければ、5年以上持続するよう設計されています。
また、耐候性試験(スーパーUVテスター100サイクル試験)においてアリゾナ暴露10年相当をクリアしています。◎ 詳しくは、技術資料ダウンロードページの【耐候性試験結果】をご参照ください。
WOOD-AIDを、より長期間トラブルなく快適にご使用いただくために、施工後2〜3年後の塗り替え、以後5年後ごとの塗り替えをお願いしています。
◎ 詳しくは、技術資料ダウンロードページの【WOOD-AID塗装マニュアル】をご参照ください。
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Q.WOOD-AIDは水性系ですが、溶剤系塗料と比べ乾燥時間は長くないですか?
WOOD-AIDは水性系ですが、一般的な溶剤系塗料と比べ乾燥時間は短いです。気温や湿度などに左右されますが約一時間で乾燥します。
一般的に水性と溶剤(油性)では溶剤の方が揮発しやすく乾きが早いと解釈されていますが、一般的な木材保護塗料には油変性合成樹脂のアルキド樹脂が使われており、空気中の酸素と油変性合成樹脂の成分が反応して硬化する酸化重合型の塗料です。逆に乾燥時間が遅く、その分浸透性は優れているとされています。しかしWOOD-AIDは水性系のため乾燥が早く、かつ浸透性に優れているので、短い時間で塗り重ねや、施工完了ができ工期短縮に効果的です。
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Q.WOOD-AIDを他メーカー塗料と混ぜて使用することは可能ですか?
他メーカー塗料との混合は絶対におやめください。
塗料成分の変質や性能低下を引き起こし、トラブルの原因となります。 -
Q.WOOD-AIDは他塗料(水性系もしくは溶剤系)で塗装された木部にも塗り重ねは可能ですか?
含水型塗料と塗膜型塗料で異なります。
■含水型塗料の場合
水性系、溶剤系塗料で塗られた材のどちらにも塗り重ねが可能です。
WOOD-AID塗布量に対して、ヌレ剤”WOOD-AIDプラス“を0.1%添加することにより、塗り重ねが可能です。
※注:必ず塗装面の清掃(汚れ,変色が生じている場合は漂白、水洗い、乾燥を十分に行う)をしてください。■塗膜型塗料の場合
水性系、溶剤系塗料ともに、すぐに剥がれてしまう恐れがある為、おすすめ致しません。 -
Q.WOOD-AIDをきれいに塗装し長持ちさせるために特に注意する点を教えてください。
特に木材の“乾燥度合い”と“塗布量”が重要になります。
■ 乾燥度合い(木材含水率)について
塗装前の木材の含水率を[針葉樹材:25%以下]・[広葉樹材:20%以下]にしてください。
含水率の測定は含水率計で簡単に測定できます。
含水率数値が規定内でWOOD-AIDを塗装していただくと、有効成分が木材内部までしっかりと浸透し、強力な撥水性を発揮します。■塗布量について
樹種により塗り回数は変わってきます。針葉樹材:材質がやわらかいため、浸透性が良く1〜2回塗りで強力な撥水性を発揮します。
広葉樹材:材質がかたいため、浸透性があまり良くありません、十分浸透させるには2〜3回塗りで強力な撥水性を発揮します。※注;重ね塗りの場合は前塗装が乾ききる前に塗装してください。(30分〜1時間)
※注:浸透性が悪い場合は塗装回数を増やしてください。
※注:WOOD-AIDは他塗料 (溶剤系もしくは水性系)と違い、針葉樹、広葉樹共に生木への塗装も可能ですが、その場合の希釈率は5倍希釈を推奨します。◎詳しくは、技術資料ダウンロードページの【WOOD-AID塗装マニュアル】をご参照ください。
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Q.WOOD-AIDは塗装業者でなくても塗装は可能ですか?
水性系ですが表面張力が極端に低く、一般の方でも塗りやすい仕様になっていますが、樹種、塗り面積、環境等の条件により、きれいな仕上りや強力な撥水性を保証できるものではありません。トラブルを避けるためにも専門業者(塗装業者)の方に施工していただくことをおすすめします。
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Q.WOOD-AID室内にも使用できますか?シックハウスや臭いが気になります。
室内でも安全、快適にご使用いただけます。WOOD-AIDはF★★★★を取得していますので、シックハウス症候群の原因と言われるホルムアルデヒドは発生しません。もちろん臭いも全く気になりません。